更新日:2018年03月19日
こんにちは!羽衣の園スタッフ大西です。
3月に入り、暖かい日も増えてきて過ごしやすい気候になりましたね。
たくさんの草花が芽吹く春は、なんだかウキウキする季節ですが、その春に心身の不調を感じる人が増えています。
それが「春バテ」と呼ばれるものです。
昨年の調査により、なんと全体の9割の人が春バテを経験しているという結果が出たそうです。
その原因の多くは、自律神経の乱れにあると言われています。
春は日中と朝夕の気温の差が激しく、繰り返し巡る寒暖差の他、自身や家族が新生活を迎えるなど、生活環境が変わることも多いため、無意識に緊張感やストレスが生じやすくなり、それが自律神経の乱れに繋がってしまうのです。
そんな時は、自律神経や精神に作用するアロマを試してみてください。
柑橘系アロマでは、オレンジ・スイート、ベルガモットがオススメです。
オレンジ・スイートにはリフレッシュやリラックス効果があり、不安や緊張、ストレス、うつ状態から解放し、気分を前向きにする効果があります。
ベルガモットは鎮静作用と高揚作用の両方を併せ持つため、情緒が不安定な時に役立つアロマです。
ハーブ系アロマでは、マジョラムスイート、メイチャンが効果的です。
マジョラムスイートは、副交感神経に働きかけて自律神経を調整する効果があり、その他にも、悲しみや不安、孤独感、ストレスなどを感じた時に、心を楽にする働きがあります。
メイチャンには複数の呼び名があり、リツエアクベバ、リトセア、チャイニーズペッパー、リツェアとも呼ばれています。
このアロマは精神を鎮静する作用と刺激する作用があり、疲れた心を癒し、気分を高めてくれる効果が期待できるため、神経性の不安や緊張、ストレスを抱えている時などに有効です。
その他、フローラル系のラベンダー、樹木系のヒノキもオススメです。
ラベンダーは自律神経のバランスを調整する働きがあり、ストレスや怒りを感じている心や、不安や心配を抱えた心を癒し、深くリラックスさせる効果があります。
ヒノキは爽やかな木の香りで、まるで森林浴をしているようなリラックス効果とリフレッシュ効果があり、気持ちを落ち着かせて、ゆっくりと前向きにしてくれます。
自律神経を整えるためには、アロマバスが特に効果的です。
1月のAroma Tripにてご紹介させていただいた、小さじ1程度のキャリアオイルにアロマオイル2~5滴を混ぜて湯船に垂らすという方法を試してみてください。
元気になりたい時には熱めのお湯(40~42℃)で短時間、リラックスしたい時にはぬるめのお湯(38~40℃)でゆっくりと、気分に応じて使い分けることもできます。
安らぐ香りのアロマで春バテ対策をし、新生活を充実したものにできると良いですね♪