更新日:2025年11月26日
静清会スタッフの技術や知識を共有するソーシャルサーカス。
11月18日(火)、年金女性部友の会様よりご依頼をいただき、居宅介護支援事業所羽衣の園のケアマネジャー6名全員で訪問し、「笑いながら学ぶ認知症ケア」をテーマに寸劇形式の講座を行いました。
この寸劇は、10月にS型デイサービスで実施した際に大変好評をいただいた企画で、「ぜひうちでも!」との声にお応えしての再演となります。
冒頭、羽衣の園ケアマネジャーが改めて自己紹介後、全員で羽衣の園の日課である“リハビリ体操”を実施。会場が一気に和やかムードとなり、参加者の皆さんも自然と笑顔に。
今回の寸劇では、認知症の初期に起こりやすい3つの“あるある”場面を、サザエさんのように3本立てで再現しました。
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「ご飯を食べたことを忘れてしまう」場面
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「財布がない!」と焦って探し回る場面
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「帰り道がわからなくなる」場面
それぞれの場面では、まず“悪い例”をあえて大げさに演じ、
「何がいけなかったのか?」
「どう声をかけたらよかった?」
と参加者の皆さんと一緒に振り返り、意見を出し合っていただきました。
そのうえで“良い例”を演じることで、自然な声かけや安心感を与える対応を分かりやすくお伝えすることができ、会場からは「なるほど!」の声が多く聞かれました。
進行中は笑い声が絶えず、「実際にあるある!」「声のかけ方で安心感が全然違うね」といった感想も寄せられました。
演じたケアマネジャーからも「皆さんの反応が良くてとてもやりがいがあった」との声があり、会場全体が前向きで明るい学びの空間となりました。
講座終了後、代表の方からは「ぜひ来年もお願いします!」と早速うれしい再演リクエストもいただきました。
今回の寸劇をきっかけに、認知症について少しでも関心を持ち、周りの方へやさしく接するヒントを持ち帰っていただけたら幸いです。
このような貴重な機会をいただいた年金女性部友の会様、誠にありがとうございました。
困ったことや不安なことがあれば、どうぞお気軽に羽衣の園へご相談ください。





