インターンシップ・実習・ボランティア・体験授業

静岡県立清水南高等学校2年生の介護体験実習を行いました。

更新日:2022年02月16日

毎年静岡県立清水南高等学校さんからご依頼をいただいている介護体験実習。
今年も1月19日と26日の二日間にわけて行いました。
本来ならば特養とはどんな施設か実際に来て感じていただきたいところでしたが、感染状況を鑑み昨年度同様に私たちが学校へ訪問して行いました。
羽衣の園で私たちが行っている活動などをお話しし、羽衣の園の機能や役割等への理解を深めていただきました。

実習では、ディベート、アイデアを通して自分なりの考えを発信していただきました。
普通科のみなさんは≪もし自分の家族に介護など必要になった場合、学校に通いながらも自分がするべきである≫をテーマにディベートを行いました。
生徒さんからは“お金について”、“自分や親の気持ち”、“自分の置かれている環境”など様々な視点からの
意見や話を聞くことができました。
また「介護をやりたくてやってるわけじゃ無くて、頼る先が無くてこういった状況になってしまっている」とヤングケアラーの背景を理解しながら発言されており、
自分事として捉えた意見が聞けた気がします。

芸術科のみなさんには≪外出を自粛している認知症の高齢者に対してアプローチはどうするべきか≫といったテーマでアイデアだしをしていただきました。
日常に彩りをだすために、お気に入りの服やアクセサリーなどを身につけて普段とは違う日常を過ごして
もらうなどのユニークなアイデアが聞けて、私たちも勉強になりました。

実習の最後に、羽衣の園の池谷理事長と大倉施設長が講評を行い、
「今おきている社会問題などを自分には“関係ない”、“知らない”のではなく、自分事として捉え、視野を広くもってほしい」ことや
「自分にもできることを小さなことからでも良いので考えてチャレンジしてほしい」等のお話しがありました。

状況がもう少し落ち着いたら羽衣の園にも遊びにきてくださいね。

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