更新日:2018年05月29日
5月9日(水)、5月10日(木)の2日間を利用し、『障がい』をテーマに、東海大学付属静岡翔洋高等学校・中等部の全校生徒約440名を対象に福祉講座を行いました。
今回は、静岡市しみず社会福祉事業団の皆様のご協力によりご紹介いただいた講師をお招きし、障がい者スポーツの実技指導や、体験等をお話していただきました。
1日目は、障がいにより車椅子を常用していらっしゃる講師の方と、しみず社会福祉事業団の職員の方々に直接指導していただきながら、“フライングディスク”と“ボッチャ”の2種目の競技を学生の皆さんに体験していただきました。
2日目の講師は知的障がいのある娘さんをお持ちのご夫婦で、「スポーツ等を通して娘さんから教えられたこと」をテーマにお話していただきました。
この2日間を通して、障がいの有無にかかわらず、共に楽しむことができること、最初からできないと決めつけずに挑戦すること、諦めない気持ちを持つことの大切さを感じていただき、今後様々なことに対し、より前向きに取り組んでいくきっかけになってほしいと思います。
また今回、しみず社会福祉事業団の大塚理事長より学生の皆さんに向けて、ディスクを拾う等のボランティアとしての関わり方もあるというお話もありました。
そのような関わり方をすることで、違った視点で障がいについて考えることができるかもしれません。
翔洋高等学校・中等部では福祉教育に力を入れており、担当の先生は、この福祉講座で体験したスポーツを今後取り入れていきたいとおっしゃっていました。
今回プレゼント・バンクは、翔洋高等学校・中等部としみず社会福祉事業団の間でお手伝いをする立場でしたが、今後も私たちが何かできることがありましたら、関わっていきたいと思います。