更新日:2021年02月12日
桜よりも先に春の訪れを知らせてくれる梅の花。
新館乙女の里の中庭には、2本の梅の木が植えられてます。
この梅の木は平成18年新館乙女の里が開設された時に植えられました。
一時は病気にかかり花が咲かなくなってしまい、園芸店からは植え替えをすすめられましたが、お年寄りも毎年この中庭に咲く梅の花を楽しみにしていたので、また花が咲くことを願って、この梅を残したまま中庭をリノベーションしました。
剪定や消毒などのあらゆる手を尽くしていただいたところ、なんとその年のうちに芽吹いて満開に。
梅の木を残しながら「みんなが集えるような庭にしたい」という想いをデザイナーの方が形にして下さいました。
そんな梅の花もここ数年咲かないことが多かったのですが、今年に入り小さな蕾と共に、紅色の綺麗な花が咲きました。
まだまだ寒い日が続きますが、春が少しずつ近づいて来るのを感じます。
これからも100本の音木プロジェクトでは、緑や季節の花を感じられる空間を少しずつ増やして行きたいと思います。